iPhone AppleTV 100円ショップのスマホスタンド(吸盤タイプ),回転台,プラボード,両面テープ 3㎝発泡スチロール球 竹串 9号ゴム栓
・モデルを使った月齢変化を,ワイヤレスでモニターに映し出す。
・iphoneとモニターを,AppleTVでワイヤレスに繋ぐ
・地球から見た太陽と月との位置関係が変わるので,月齢が変化して見えることが分かる。
6年生で,月の形が変わって見えるのは,地球から見た太陽と月との位置関係が変わるからだと学びます。しかし,位置関係って何? 何がどう変わるの? 3つの要素がどのように関連して月齢変化が起こっているのか,実際に確かめることはできないのですから,児童には難解な学習内容です。 そこで,安価なCCDカメラをモニターやプロジェクターにつなぎました。このカメラが地球であり,映し出す映像が,地球から見た月の様子になります。月は,直径3㎝の発泡スチロール球に串の一方を通し,もう一方をゴム栓に刺したものを,黒いプラボードに両面テープで固定しました。さらにそれを回転台に固定し,地球の周りを公転するモデルとしました。太陽モデルとしては,LEDライトに黄色いセロハン5枚をかぶせて減光したものを使用しました。 まず,暗幕で部屋を暗くします。太陽ライトを平行移動させて月モデルを照らしながら,その様子を地球カメラで写し,モニターに大写しして皆んなで見ました。月モデルを地球カメラの周りで公転させることで位置関係が変化し,月の形が変わって見えることが,イメージとして理解できたと思います。 しかし,1つ難点がありました。カメラとモニターを有線でつないでいるので,回転させるとコードが巻きついてきます。1回転ごとにコードを解く必要があり煩わしいのです。そこで,手近にあったiphoneとモニターをAppleTVでワイヤレスに繋ぐことを思いつきました。こうすることで,何度でも,新月→三日月→左半月(上弦の月)→満月→右半月(下弦の月)→新月というサイクルを,繰り返し見せることができます。児童に太陽の係,月の公転係を任せて体験させることもやりやすくなりました。また,ビデオで撮りながらモニター確認すれば,後で部屋を明るくして操作する様子を見せた上で,改めて月齢変化の様子を見せることもできます。 Android スマホをワイヤレスでモニターにミラーリングする場合は,Chromecast や Miracastレシーバーが使えるようです。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) 望遠鏡を使って月をビデオ撮影しよう 月をみよう 立体月齢早見盤を作ろう 月の満ち欠けモデルを作ろう
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